全国の地方競馬一覧と各レース場の特徴や中央競馬との違いを徹底解説
2026年現在、日本全国の競馬シーンにおいて「中央競馬(JRA)」と並び、熱い盛り上がりを見せているのが地方公共団体が主催する公営競馬、通称「地方競馬」です。全国各地のレース場では、それぞれに異なるコース形態や個性的なナイター開催、地域色豊かな名物重賞が連日繰り広げられており、ダート競馬ならではの迫力あるレースが多くのファンを魅了しています。
本記事では、全国の地方競馬一覧を網羅し、都道府県や市区町村が主催する各レース場の特徴や開催日程の仕組み、そして中央競馬との決定的な違いまで、リアルな実態をわかりやすく徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:地方競馬は全国の地方公共団体(都道府県や市区町村)が主催する公営のダート競馬興行。
- 要点2:北海道から九州まで全国各地にレース場が存在し、ナイター開催や地域密着型の運営が特徴。
- 要点3:中央競馬(JRA)とは主催者、コース(芝・ダート)、馬券の購入方法や流通システムに違いがある。
地方競馬とは?中央競馬との違いと基本の仕組みを徹底解説
地方競馬とは、日本の競馬法に基づき、都道府県や市区町村などの地方公共団体が主体となって開催する公営競技(平地競走)の総称です。日本中央競馬会(JRA)が農林水産大臣の監督のもとで全国一元的に運営する「中央競馬」に対し、地方競馬はそれぞれの地域財政の健全化や畜産業の振興、地域活性化などを目的として運営されています。
両者の最も大きな違いは、レースが行われるコースの材質です。中央競馬が主に芝コースとダート(砂)コースの両方を有するのに対し、地方競馬のレース場は基本的にダートコース(砂の馬場)を中心に構成されています。砂の上を力強く駆け抜ける競走馬たちのパワー勝負や、コーナーの小回りなコース設計が生み出すスリリングな展開は、地方競馬ならではの醍醐味といえます。
また、馬券の購入においても、各競馬場の現地窓口だけでなく、インターネット投票システムを通じて全国どこからでも全場の馬券が購入できる環境が整っており、近年では平日開催やナイターレースの充実により、幅広い層のファンから支持を集めています。
【全国】地方競馬場一覧:北から南までの主要レース場と特徴
日本全国には、かつて開催されていた休廃止場も含め多くの歴史がありますが、2026年現在も熱戦が繰り広げられている現役の地方競馬場は、北海道から九州まで各地に点在しています。それぞれのレース場には、独自の気候やコース形状、名物レースが存在します。
ここでは、全国の主要な地方競馬場の系統とそれぞれの主な特徴を、分かりやすく一覧表で整理してご紹介します。
| 地域・主催自治体 | 競馬場名 | 主な特徴・注目ポイント |
|---|---|---|
| 北海道(北海道) | 門別競馬場 | ホッカイドウ競馬の舞台。日本初の本格的な「グランシャインナイター」を実施。 |
| 岩手県(岩手県・盛岡市等) | 盛岡競馬場・水沢競馬場 | マイルCS南部杯などのJpn1が開催される盛岡のダイナミックな芝・ダートコースが特徴。 |
| 埼玉県(埼玉県・浦和市等) | 浦和競馬場 | 日本一小回りなコース形状で、先行争いや内枠の駆け引きが勝負を大きく左右する。 |
| 千葉県(千葉県・船橋市等) | 船橋競馬場 | 南関東公営競馬の主要場。数々のダートグレード競走が行われる高速馬場が魅力。 |
| 東京都(特別区競馬組合) | 大井競馬場 | 「TOKYO CITY KEIBA(TCK)」として知られ、日本初のナイター「トゥインクルレース」の草分け。 |
| 神奈川県(川崎市など) | 川崎競馬場 | スリリングな小回りコースと「スパーキングナイトレース」などナイター開催で人気。 |
| 石川県(金沢市など) | 金沢競馬場 | 北陸地方唯一の競馬場。冬期の雪や寒暖差を乗り越える独自のレース運営を実施。 |
| 兵庫県(兵庫県競馬組合) | 園田競馬場・姫路競馬場 | 関西圏の拠点。直線が短くスリリングな展開と、熱狂的なファンの声援で知られる。 |
| 高知県(高知県) | 高知競馬場 | 「一発逆転ファイナルレース」など独自のユニークな企画と、深夜までのナイター開催が名物。 |
| 佐賀県(佐賀県・鳥栖市等) | 佐賀競馬場 | 九州唯一の地方競馬場。JRAとの交流競走や、地元ファンの熱気あふれる開催が続く。 |
ナイター競馬の普及と地方競馬の開催日程の仕組み
近年の地方競馬の人気を語る上で欠かせないのが、日没後に行われるナイター競馬(夜間開催)の存在です。大井競馬場の「トゥインクルレース」を皮切りに、今では川崎、船橋、門別、高知など、多くのレース場でナイター開催が定着しています。
ナイター競馬の最大のメリットは、仕事終わりや夕方以降の時間帯でもリアルタイムで観戦や馬券投票が楽しめる点にあります。会社員や若い世代のファンが気軽に参加できる環境が整ったことで、地方競馬全体の売上や注目度は近年大きく向上しています。
また、開催日程の仕組みとしても、中央競馬が主に土曜日・日曜日に開催されるのに対し、地方競馬は月曜日から金曜日の平日開催をメインにスケジュールが組まれています。これにより、週末だけでなく週の真ん中でも途切れることなく競馬を楽しむことができる、ファンにとって非常にバランスの取れたサイクルが構築されています。
ダートグレード競走の魅力と中央・地方の交流戦
地方競馬の大きな見どころの一つが、中央競馬の競走馬と地方所属の競走馬が直接対決するダートグレード競走(JpnI・JpnII・JpnIII)です。
かつては中央競馬と地方競馬の壁が厚く、それぞれのカテゴリーで独立してレースが行われていましたが、交流競走の活性化に伴い、日本全国のダート最高峰を決める戦いが地方競馬場の舞台で繰り広げられるようになりました。地方競馬所属の「地方の誇り」を背負った馬たちが、JRAの強豪馬を相手に大金星を挙げるシーンは、競馬ファンの心を揺さぶる名場面としてたびたび話題になります。
これらのレースは、全国の競馬場持ち回りで開催されることが多く、開催地となる都道府県の経済波及効果や観光面での盛り上がりにも大きく寄与しています。
地方競馬の運営体制を支える地方公共団体の役割
地方競馬を支える裏側の仕組みとして見逃せないのが、地方公共団体による主催者責任と地域貢献です。地方競馬は法律に基づき、都道府県や政令指定都市、あるいは複数の自治体で構成される一部事務組合(競馬組合)が主催しています。
売上の一部や収益金は、地域の公共事業や畜産業の振興、社会福祉の財源などに活用される仕組みになっており、単なる娯楽・興行の枠を超えて、地域の経済やインフラを支える公共的な役割を担ってきた歴史があります。
近年ではインターネット投票の普及により売上が回復・拡大している自治体が多く、かつての厳しい財政状況を脱して、レース賞金の増額や施設の改修、ファンの利便性向上に向けた投資が積極的に行われています。
【地方競馬一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:地方競馬の馬券はどこで購入できますか?
A1:各競馬場の現地窓口や場外発売所(J-PLACEなど)のほか、インターネット投票サイト(SPAT4、楽天競馬、オッズパークなど)を利用すれば、スマホやパソコンから全国すべてのレース場の馬券を購入できます。
Q2:中央競馬と地方競馬で、出走する馬の種類に違いはありますか?
A2:中央競馬は主にスピードや瞬発力に優れたサラブレッドの芝・ダート適性馬が中心ですが、地方競馬も基本的にはサラブレッドが主流です。ただし、一部の地域では独自の血統やアラブ系など、地域性に応じた競走馬の育成・出走が行われてきた歴史があります。
Q3:初心者が地方競馬を楽しむためのコツはありますか?
A3:まずはナイター開催を行っている大井競馬場や高知競馬場などのレースをネット配信やテレビ中継で覗いてみるのがおすすめです。砂コース(ダート)特有のパワー勝負の傾向や、各場のコース形状の癖を少しずつ知ることで、予想の的中率と面白さが何倍にも膨らみます。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
全国の地方競馬一覧とその特徴を見ていくと、単なる中央競馬の補完的な存在ではなく、それぞれの地域に根ざした独自のエンターテインメントとして独自の進化を遂げていることがよく分かります。ナイター設備の充実やインターネット投票の利便性向上により、場所や時間を選ばずに楽しめる環境が整ったことは、現代のファンにとって大きなメリットです。
これから地方競馬を楽しみたい、あるいは予想に挑戦したいと考えている方は、まずは各レース場のコース形態(小回りか大回りか)や、ナイター開催の有無、ダートグレード競走のスケジュールを事前にチェックすることをおすすめします。自身のライフスタイルや好みに合ったレース場を見つけ、奥深い地方競馬の世界を存分に満喫してみてください。 (出典: 地方 競馬 一覧(Yahoo!ニュース))